suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

オードリー・タンさんの本を買った

かねてより、かなり興味を惹かれていたオードリー・タンさん

の本を買った。

昨年?終わりくらいから、ネットや新聞で名前が出てきて、

でもそんな人は大勢いるから普段であれば素通りしてしまうのに、

彼の場合はなぜか心に引っかかるものがあり、名前を記憶していた。

そして、今年に入りますます存在感を増していき、ついに彼の本を

買うに至ったのである。

最初はインパクトのあるその存在や肩書、そういったものから

入っていったのだが、彼の本を読むにつれ、なんだかすごく納得感

がある人だとしみじみ思った。

たまたま年代が近いせいかもしれないが、とにかく感覚というか

考えている内容がすごく理解しやすく心にスーと入っていった。

プログラミングの天才で台湾でもその功績は多大なものであるにも

関わらず、本からは偉ぶったものは感じさせず、逆に謙虚なもの

すら感じられる。

台湾語、英語、他にも言語を話すことができ、ITのプロであるから

カタカナ語も多くを知っているはずなのに、本では極力、色々な

立場の人、知識の人、カタカナ語が全く分からない人でも理解できる

ようにとても分かりやすい言葉を使用していて、読んでいても

全く疲れることが無かった。

あまり細かいことを書くとネタバレとなり申し訳ないのでここでは

記載しないのだが、それでも一つのエピソードが特に強く心に残った

ので簡単にここで概要だけ紹介させてもらう。

 

新型コロナで全世界、マスクが不足していた時期。

でも台湾では健康保険証とマスクの支給を結び付けて、健康保険証

がある人は誰でも確実にマスクを手に入れられるシステムを作った。

ただ、マスクの色までは選べない。

たまたまピンクのマスクが支給された少年が、学校でイジメられる

からとつけるのを嫌がった。

そのことを聞いて、オードリー・タンさんは何をしたかというと・・・

 

普通だったら、説得する、とか色を全部白に統一する、とか色々

面倒くさい解決方法を考えることだろう。

でも少年はすぐにでもマスクはつけなければいけないし、学校にも

行かなくてはならないのだ。

 

相談を受けたオードリー・タンさんは、なんと感染症のスポークスマン

(日本でいうとことの尾身会長や厚生大臣?)のみなさんに、

「明日から、みなさんにはピンクのマスクをつけて会見をして

いただきたい」

と依頼したという。

その結果、ピンクのマスクの評判が上がり、少年もピンクのマスク

をつけることを誇らしくおもいながら学校に行けるようになったという。

 

他にもすごいエピソードは多くあったが、その中でも

このエピソード、本当にすごいと思った。

なにより、全然お金も技術もかかっていないのに、即効性がある。

読んでいて気持ちがいいと思った。

 

実はまだ半分までしか読んでいないが、残り半分も楽しんで読めそうだ。