時間があるので次の休みに国立新美術館にいく事にした。
なぜ国立新美術館かというと、カジミール・マレーヴィチの作品が
なぜか気になったから。
せっかくのご縁?なので彼について少し調べる事にした。
元々はウクライナの人。
抽象画を描いていたけれど、大人の事情により最期は人物画を
描かざるをえなくなった・・・
ふむふむ。
抽象画の最たるものとして、「白の正方形」という
正直見て驚くような作品も描いている。
それは白いキャンバスに白い正方形が少し斜めに描かれている
というもの。
どのような境地でこれを作品として仕上げたのだろうか。
正直今の自分には理解できないが、いつか理解できたらなと思う。
正解が無い世界。
たぶん、その画家本人でしか理解できない世界観や感覚。
そういう彼らの世界観を作品を通して自分の中に落とし込み、
うまくいけばチラッとでも味わう事が出来る可能性。
もしかしたら、これが芸術の味わい方なのかな。
なんて久しぶりに抽象的な考えをしてみた。
少し涼しくなってきたし、これから芸術の秋。
自分に絵の才能は無いが、芸術家の世界を彼らの作品を通して
覗かせてもらおうと決意した朝のひと時であった。