この前友人達と今年3月に開園したばかりのイマーシブフォート
に行ってきた。
だいぶ前から気になっていた最新の没入体験施設。
中には鬼ごっこ的なものやお化け屋敷のようなものもあり
大人でも十分楽しめた。
正直、子供よりも大人の方が楽しめるかもしれない。
子供なら想像の世界でいくらでも物語の主人公を演じられる。
でも大人はそうそう無理だ。
でもたまにはお話の中で登場人物を演じてみたい。
物語のあっち側に参加してみたい。
そんな大人の子供心を満たしてくれる
なかなか心憎い施設だ。
お金はかかったけれど、
お金を払っているという事で大人が子供のような遊びを
堂々とする事の免罪符になっているような気がした。
何かに似ている。
今考えるとお酒を飲んで酔っ払っている状態。
この前はお酒は飲んでいなかったけれど
施設内は低照明のせいか常に夕方の雰囲気で
そしてあちこちに不思議な世界が広がっていた。
それぞれのストーリーに関係しているとは思うけれど
いきなりその場にいたお客さんたちが体操をしだしたりもしている。
いい大人が何をしているんだろう・・なんていう意識も
あるけれどせっかく高いお金を払ったのだからこの場を
思い切り楽しんでしまおう、
そう思わせてしまう一種酔っ払ったような気分にさせる
雰囲気があった。
でも想像したよりも没入体験の刺激が弱かったせいか
それとも値段設定のせいか、
お酒とは違って中毒性はあまり無いような気がした。