suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

メッシュネットワーク

「メッシュ」

最近、気になった言葉。

たまたま一昨日くらいの新聞で見かけた単語ではあったが、

何故だかとても心に引っかかったので三連休の最終日、

天気も悪いし時間があるので調べてみた。

 

まず出てきたのは「メッシュwifi」。

「網の目のようにwifiを張り巡らせる技術」とのこと。

でも、なんだか気になるのはこれではない、

と思いもう少し調べてみると「メッシュネットワーク」

という言葉が出てきた。

説明をそのままコピペすると

ノード間のデータや音声のルーティングの一種。故障などで

使えなくなった経路が発生しても継続的に接続・再構成を繰り返し、

送信先に達するまでノードからノードへ転送を行う。」

とのこと。ふむふむ。。

ちなみにノードはコンピューターの世界でいう点(装置)であり、

その点と点を結ぶ線(伝送路)でネットワークの世界は成り立っている。

 

文面だけ読むと難しいが簡単にいえば、どこかのノード(点)で障害

が生じても自動的に修復や転送が行われ最終地点まで送信を完了させる

ネットワークの事をいうらしい。

 

初めてこれを読んだ時、人間の「脳」をイメージした。

仕組みがまさに人間の脳そのもの、という気がする。

全ての点が線で繋がり、なんらかの信号を発信し情報を伝え、

万が一病気などでその通信回路に障害などが生じても自動的に

別ルートを生成し、または修復を行い、その情報を必要な場所まで

送信する「(脳の)ネットワーク」。

 

この「メッシュネットワーク」という言葉も今日初めて知ったので

あるが、調べてみるとずいぶん昔から既に存在し研究されている

らしい。

「メッシュ」で検索すると色々な企業の研究などが表示される。

自分が知らないだけで、世の中には多くの物事が存在する。

最近は新聞を読まずにネットで済ます人が増えてきたとのことがだ、

ネットだと必然的に自分の興味のある記事がAIによって自動表示され、

もし自分であれば「メッシュネットワーク」の記事については

表示されず、新聞を読まなければ永遠に知らなかったかもしれない。

そう思うと、普段興味が無い、もしくはまったく異分野の記事も

読まなくともページをめくる時に何となく目に触れ、単語が一つの

情報として脳に残る「新聞」という古い媒体もまだまだ捨てたもの

ではないのではないか思うのである。