成功といってもコードは参考書の通りに書いたのだけれど。
それでも残念ながらこの3年間、エラーが発生して先に進めなかったのだ。
もともとが文系のド素人で、コードを参考書通りに書いも
内容を理解できない事の方が多い。
まさに写経。
そんなレベルなので参考書通りに書いてエラーが出た段階で
自分の許容キャパを超えてしまったのだ。
なぜエラーになるのかも理解できず、エラーの単語を日本語に
翻訳しても意味が分からず・・・
しまいにはこんな初心者がスクレイピングをしようなど
100年早いのだ、と諦観し、要は諦めてしまったのだ。
しかし、最近になってまた少しづつPython熱が再燃してきて
ついにスクレイピングについても勉強を始める事にしたのだ。
確かにスキルは3年前とたいして進歩していないのだが、
しつこさというかググり癖は少しついた気がする。
今回は初めてそのエラー文章自体をネットで検索してみたのだ。
そうしたら！
本当に驚きなのであるが、間違いなく同じ参考書を使用していて
エラーが出ているため実行できないという人のブログが出てきたのだ。
なぜ同じ参考書と分かるかというと、そこに記載されているコードが
一字一句同じだからだ。
そして、その人も自分と同じエラーのために先に進めず困っていたのだ。
その人は自分よりもずっと知識もスキルもあるエンジニアの人で
自身でエラーの原因を解析し、参考書のコード自体が誤っている事に
気が付き、正しいコードを公開してくれていたのだ。
全く見知らぬ人だが、その人に本当に、本当に感謝した。
そしてその人のコードと同様に修正し、いざ実行したところ
ついに3年越しにスクレイピングをすることが出来たのだ。
まさか参考書が間違う事などない、と思っていたのであるが
思い込みはいけないのだな、と自戒する出来事でもあった。
自分で原因を見つけたのでもないし、スクレイピングのまだ入り口
ではあるが、今までドアを開けられずに立ち往生していたのが、
ひとまず入り口のドアを開けられた、という事だけでも
ものすごく嬉しい出来事であった。
