ChatGPT。
ついに自分の会社にも上陸?した。
ChatGPTを使用したセールストーク等「作ってみた」的な投稿が
されるようになってきた。
今まで全て自分の頭や経験から作成してきたそういうものを
今はChatGPTがいい感じに作成してくれるという。
会社的にも時代の波に乗り、そういうツール?を使用して
どんどん生産性の向上を果たしてほしいというメッセージも
感じられる。
でも、なんだか違和感を感じるのは自分だけではないと思う。
ChatGPT。
使った人は知っていると思うが、質問するとあたかも人間で
あるかのようにその人に合わせた口調?で色々な事を理路整然と
答えてくれる。
エクセルもプログラミングもお手の物だ。
自分が何時間もかかって作るPythonのおみくじゲームもほんの
数秒で作成してくれた。(実証済)
なんとなく、ドラえもんみたいな存在だ。
「みんなみんなみんな叶えてくれる、不思議なポッケで叶えてくれる~♪」
というドラえもんの昔の主題歌が思いつくくらいだ。
でも、ふと感じてしまった。
これなら人間いらないな、と。
セールスもAIがアバターを使用して行えば完璧なトークが出来る。
緊張もミスも無く、恐らく相手の情報を入手した上で、一番効果的な
トークをする事ができるだろう。
もはや、セールスする相手もAIを搭載したアバターかもしれない・・
人間だからふとした過ちや緊張、言い間違え、その他の予想外の事
が発生する。
それは時にストレスとなる事もあるが、ストレスだけでなく
人間としてのふとした笑い、自分の過去の体験を思い出す、等
目的以外の余白の部分ももたらすと思う。
そしてその余白の部分こそ、「人間性」なのではないかなと
思うのである。
ChatGPTやAIを使用した「余白」の無い完璧なトーク。
自分は緊張しやすいので、万が一セールスの仕事についたとしたら
迷うことなくAIにセールス業務をしてもらいたいのであるが、
それでも自分がお客の立場の時は、出来たら本当の人間と話が
したいと思うのは贅沢なのであろうか・・・。