suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

暗黙知

昨日、録画していた「ドラゴン桜」を見た。

今、一番お気に入りのドラマだ。

見ていてスカッとするし、勧善懲悪?ハッピーエンドの

香りがプンプンするしで安心感と満足感が満載の作品だ。

自分は水戸黄門的なものが大好きなので、このドラマも

最初から良い予感しかしなかった。

 

その「ドラゴン桜」の先週のエピソードで「暗黙知」が出てきた。

知っているようで詳しく説明が出来ない言葉なのだが、

一言でいうと経験知と身体知に含まれる概念。とのこと。

ドラマの中にあった小学2年生レベルの大量な簡単な計算も

暗黙知で対応すれば以外と時間内にこなせる、ということだ。

そこについてみれば条件反射的なものにも近いのかと思う。

とにかく、この暗黙知、昨日の日本経済新聞を今朝読んでいて

ふと思い出した。

どこでかというと「サイバーセキュリティ」関連の記事。

人間の心の弱点をついて偽造メールなどを送り情報を抜き取る

仕組みだとのことであるが、われわれは日々仕事やプライベート

のメールやら大量な判断を行っているが、それは暗黙知レベル

での仕事でこれは削除、これは開けて読む・・・ということを

判断していると思う。

今までの様々な経験と身体で覚えた条件反射的な知識により

即反応しているのであるが、たぶんそういう悪意のあるメール

はその人間の持つ暗黙知の領域の隙をついて、問題ないメールを

装って開封させてウイルスに感染させる、という仕組みがある

のではないかと思った。

経験が多くなれば多くなるだけ、暗黙知の領域も広がるのであるが

暗黙知の領域が広がれば広がるだけ、リスクも大きくなる

(経験が多くなるほど、無意識レベルでメールの開封について判断

することが多くなるため)ことを考えると一定割合、悪意のある

メールを開封してしまうという前提で対応策を考える方が得策なのか

とも考えるのである。