最近、気になるニュースを見た。
海外でもワクチン接種が進んでいる国とそうでない国が
分かれてきているが、例えばアメリカなんかはもう「コロナ」は
過去の話になってきているという。
インタビューを受けた人もマスクをしないで
「コロナ？もう終わった話だよ」と明るく答えていた。
イギリスも同じく。もうすでに３回目の接種の話まで出てきて
いるみたいだ。
一方日本、今一生懸命ワクチン接種を頑張ってはいるものの
まだまだ「コロナ」の真っ最中。
自分はなんとなく「禍」という言葉が嫌いで使わないのだが、
まさに「禍」の真っただ中にいる。
おまけに五輪もあるので、再拡大しないかそれで世論も真っ二つ。
というかこんな状況で五輪なんてするべきでないという意見で
溢れている。
「禍」の中にいるのだからもちろん当たり前の意見だ。
でも、もうコロナが過去の話となった国からしてみたら、
コロナは終わった話で、もう次の事を見据えて動いている。
今流行りの脱炭素や気候変動、宇宙開発、SDGS・・・
GDPなんかも普通に好調。
アメリカ、中国は右肩上がり。
その一方日本は出遅れ感が否めない。
どうしてだろう。
給付金だってもらえたし、緊急事態宣言だって、何度もあった。
でも、正直全部中途半端な感覚はある。
もちろん、初めての緊急事態宣言の時はまるで戦時の気分だったし
トイレットペーパーを買い込んだり、転バイヤーからマスクを高値
で買ってしまったり、動揺した。
でも、少し慣れてきてしまうと緊張感も無くなってくる。
仕事も通常通りあるし意外と街中には人も溢れている。
満員電車だって相変わらずだし、むしろ今緊急事態宣言下であること
を思い出すのは、飲食店でお酒が飲めないことを思い出す時くらい。
不謹慎だとは思うがそれが本音。
日本も、もっと実直にPCR検査をして正しく重症患者を割り出して、
不要な人は入院させなければそれで良かったのではないかと
個人的には思う。
濃厚接触者にも検査を行わず、重症患者の定義を東京だけ独自に変えて、
中途半端に数を操作しているから、当たり前だけど感染者数も増えないし、
緊急事態な気もしない。
オリンピックをやらないと日本が潰れる、とかそういう事情があるのなら
国民にそう説明してやればいいと思う。
どうして、中途半端に物事を進めようとするのかよく分からない。
とにかく、そんなこんなで日本はだいぶ出遅れてしまっているのだが、
コロナのせいというか、中途半端に進めてきてしまった政策ミス？の責任
も大きいような気がしてならない。
次の選挙は絶対に行こうと固く思った。
