suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

藤子不二雄ミュージアム

先日、「藤子不二雄ミュージアム」に行ってきた。

何となく前から気になっていたという理由だけだが。

感想としてはもっと親子連ればかりを想像していたが

実際は若いカップルも多く女性や男性のおひとり様もいた。

老若男女というよりはどちらかと言うと若めの男女の比率が

多いように感じた。

 

色々展示物も興味深く、想像通りではあったが

1000円にしては楽しめたように感じた。

そして、一つ地味に展示されていたワープロの文章。

作りかけ?の作品が中に残されていたという。

あまりにもシンプルでユーモアがあってつい覚えてしまった。

たしかこんなもの。

 

平家物語(上)」

「平家(ひらや)の上には空があった。」

平家物語(下)」

「平家(ひらや)の下には地球があった。」

「完」

 

もしかしたら言葉が違っているかもしれないけれど

だいたいこんな内容の文章。

それぞれ仰々しく、まるでこれから壮大なストーリーが展開

されるかのような題目をつけて

それぞれが一行で完結していた。

なんてユーモアセンスのある人だろうと感服した。

もちろんドラえもんやその他多くの作品を生み出す頭脳

であるから才能溢れているのは当たり前かもしれないけれど

それでも、こんなギャグみたいな作品?をこっそりワープロ

中に保存していた。

多分、まさかそんなものが後々ファンに公開されるとまでは

考えていなかったのではないだろうか。

上下巻?ともに一行で完結する作品。

間違いなく、作品としては短すぎるけれど

ユーモアセンスは最高だと思う。

 

「僕は、すべてにおいて、「好き」であることを優先させてきました」

 

自分もそんな風に生きていきたいなと感じた一日であった。