「ハッシュ関数に入れてハッシュ化する」
初めて聞いた時には「???」であったが、
例えばパスワードなんかをそのままコンピュータに保存すると
危険であるのでハッシュ関数によりハッシュ化することにより、
そのパスワードに相対する文字列が生成され、ハッシュ化されたもの
からもとのデータを探知することは技術的に不可能であるため
結果的にパスワードを安全に保存することが可能となるとのことだ。
自分も昨日の勉強会で知ったばかりで、イマイチまだ理解できて
いないのであるが、とにかくそこにあるデータXをAさんがBさんに
送信するときにそのデータXは送信の途中で悪意のある誰かによって
書き換えられていないかを、送信前と送信後のデータの持つハッシュ
によって確認する(同一であれば同一のデータということ)。
自分の理解としては、言葉、データ、文書、すべてにハッシュという
アドレスがあり、それはどんな時でも変化することはない。
だから、その言葉、データ、文書等のハッシュを確かめることで
改ざんがされていないか、判断することができるのである。
そして、そのアドレスを作るのがハッシュ関数なのである。
技術や理念は使用されている。
ちなみに、Python とpythonはただ頭文字が大文字、小文字の違い
だけであるにもかかわらず、この二つの持つハッシュは全く別の
文字列である。
今は、このコンピュータでしか作成できないハッシュをもとに
様々なサービスやツールが作成されているのであるが、
いつか誰かが任意でハッシュを生成することが出来るように
なってしまった場合、世の中はかなり大きく混乱するように感じる。
そういうことを考えると暗号資産も興味はあるが、資産を仮想通過
だけにするのは時期尚早だなと個人的には思うのである。