suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

昨夜の夕食はカタログギフトで注文した蟹がメイン!だった。

蟹を食べたことは間違いない。

でも、イメージしていたのは昔金沢で食べた蟹コースにある

ような立派な蟹の手や足(正直どれが手か足か分からないが)

が盛られた大皿。。

少なくともカタログの写真はそんな雰囲気だった。

夕方に配達予定だったので冷凍した立派な蟹をしまう

スペースを作るために冷蔵庫の中も整理しておいた。

それでも入りきれなかったらどうしよう、などという

今となっては無駄な心配をしながら。

そして、いざ配達。

受け取る瞬間、少し、かなり箱が小さいように感じた。

その嫌な予感は的中。

受け取った瞬間に中はカラではないのか、という一抹の

不安がよぎった。

そのくらい軽い箱だった。

ハンカチタオル一枚の重さ、といったら想像つくだろうか。

とにかく蟹に対する期待値が高かった分、その箱のあまりの

軽さは多少の失望を自分に与えた。

でも、中身を見てみないとまだ分からないではないか。

冷凍していると蟹の重量が軽くなるのかもしれない!

(そんなことあるわけない・・)と自分に言い聞かせ

いざ箱を開けたら、そこには自分の手の平にのるくらい

小さな袋に入った蟹の爪の部分が入っていた。

あまりの衝撃に一瞬頭の中がフリーズした。

多すぎたら翌日の夕食でも利用しよう、という野望も

一瞬のうちに消え去った。

蟹のレシピもこっそり検索などしていた。

そこにはとても可愛い?まだ子供の蟹の爪ではないか

と思われるような爪の先の部分が7個、入っていた。

蟹に爪はいくつあるのだろう、、と少し考え、一杯に

2つ、と思い出し、では3.5杯の子供?の蟹の爪の先が

そこにあるのだな、と考えてとにかく自分の心を落ち着かせた。

本当に子供か分からないがロシアの蟹とのことだった。

ただ、良いこともあった。

到着したのが16時、ということで当初は夕食までに

解凍が間に合わないのではないかという心配があった。

でも、そんな心配はご無用!

あまりにも小さなものなので、少し水とお湯で温めたら

一気に解凍出来てしまった。

以前スーパーで大きな蟹のパックを買い、解凍には

一日くらいかかったのとは大違い!

小ぶりは小ぶりなりの良さがあると思った。

そして、実際の味は・・確かに小さくてあっという間に

食べられてしまうシロモノ。

でも少ししかない、という意識が働き中身を食べる時は

その味に全集中し、一瞬で食べきってしまうその蟹を

全力で味わい尽くした。

結論からいうと何事も多すぎるとその有難みが薄れてしまう、

少なければ少ないほど大切に味わおうとする意識が働くもの

なのだな、という哲学を学んだ。

蟹は小さかったが、でも、とても美味しかった。