suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

コロナの変異について考えたこと

コロナウィルスは二週間ごとに変異を繰り返しているという。

そして、その度により人間に感染しやすくなっているという。

 

以前何かの本で読んだのであるが、ウィルスは変異するたびに

感染力は上がるものの、変異するたびに弱毒化するらしい。

一瞬不思議な気もするが、でも少し考えてみればとても当たり前のこと。

大前提としてウィルスは独自では生き延びていけない存在なのである。

これが何よりも要。そして全ての答えとなる。

独自では生きていけないからこそ、彼ら(ウィルス)は人や生物に寄生し

遺伝子をつないでいく。

 

生きのびて、かつ遺伝子を残していくためには宿主への感染力を強める

ことは必要であるが、自身の毒性により宿主を殺してしまっては

そもそも本末転倒になってしまうのだ。

そのため、変異を繰り返すたびに弱毒化されていく、といようなことが

書かれていた。

彼らの目的はただ生き延びること。遺伝子をつないでいくこと。

ただそれだけなのだ。

そのためには乗り物である人間が死んでしまうことは困るから、

少しづつ自分達の目的を達成しやすいような形に変異をしていく。。

 

そう考えてみると、とても納得感があるとともに、今のコロナに

対しても少し見方を変えても良いような気がしたのである。

 

コロナも変異することで人間に感染しやすくなっているのであるが

その分弱毒化しているのではないだろうか?

自分達はどこまで情報を知らされているのだろうか?

ワクチン云々の前に、もう少し変異を繰り返したら

インフルくらいのレベルで人間も対応できるようになるのでは

ないだろうか?

変異を繰り返し、感染したからといってそこまで重症化すること

もなくなれば、世界の状況もずいぶん良くなると思う。

誰だって我慢ばかりでは続かない。

せっかく世界的に同じ脅威、同じ問題が生じたのであるのだから

世界で協力して正確なデータを検証し、正しく話し合い、その上で

世界経済再開の展望やそのための対策を考えるのが一番建設的

なのではないだろうか。

先進国だから自国だけワクチン接種を進めて経済を再開させる・・・

というような自分さえよければの考え方は正しい対応とはいえない

と思うのである。