suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

ウクライナ危機(2)

ついにロシアがウクライナ側に武力行使を行った。

と先ほどニュースでやっていた。

ウクライナ側は8人の被害者が出てしまったという。

爆撃を受けて高齢の女性が泣きながら家から避難する

場面が出ていたが、

「一人なのにどこへ行けばいいというのか!」

と言いながらほとんど叫びのような声を上げていた。

 

とても対岸の火事とは思えない。

自分に出来ることはあるのだろうか。。

アメリカは軍事的な制裁は行わないことを公言しているという。

でも、経済制裁はどこまでロシアに効果があるのだろうか。

2014年のクリミア併合の時もさほどロシアに打撃を与えなかったという。

もちろん、仮にアメリカとロシアが武力でぶつかった場合は

最終的に核戦争となる可能性が大きいため、それは避けなければ

ならない。

それでも経済制裁以外に、ロシアの武力行使を今すぐ止める手段は

無いのだろうか。

 

しかし、どれほどの人がこのロシアの武力行使を予想していた

だろうか。

自分は正直、このデジタルの時代にロシアが武力行使という

野蛮な手段をとるとは考えていなかった。

それに対して経済制裁のみで対抗できるのであろうか。

 

もちろん経済制裁に意味が無いと言っているのではない。

恐らく時間が経てば効果もジワジワ出てくると思うし、

世界規模でのロシアへの信用問題の点からも、今の危機的状況が

長く続くとは思えないが、それでもウクライナの国の人々の

気持ちを考えると一秒でも早くこの事態が収束するのを願うばかり

である。

こういう時こそ、冷静に判断できる全知全能のAIが存在したとして

そのAIに相談したらどのような解決方法を導き出すのであろうか・・

ついそんな事を考えてしまい我ながら苦笑いである。

 

たぶん、これはただの軍事侵攻ではなく、根はもっと深いところ

にあるように感じる。

誰だって、何かのメリットが無ければ自分が不利となる事をあえて

行うことはしないだろう。

そんな子供だって知っている事だ。

ということは、もしかしたらこの騒ぎはただの出来レース

もっと別の何かをカモフラージュするための派手な芝居なので

はないか、そんな気もしてくるのである。

問題なのはそれぞれの国がそれぞれの利害関係を抱えており、

それを表には出さないで物事を進めようとしている事。

もしかしたら主役は別にいて、後から大きなどんでん返しが

あるのかもしれない。

色々と謎が広がるこの危機的事態である。

 

その中でも自分が今一番気になるのは、なぜロシアは

自国に不利となると分かっていながらこのような行動に出たのか。

何か「思い通りになる」と思わせる根拠があるのか。

誰か後ろ盾が存在してるのか。

という事である。

もしこの事態が何か別の目的のための出来レースだとしたら、

ウクライナの人々は本当にいい迷惑としか言いようがないのである。