すごく大それた題名を書いたが、自分はそもそも微分さえ理解していない
ただの文系人間である。
それでも最近Pythonに目覚め、勉強のモチベーションを保つために
試験を受けた始めたため、やむなく模擬試験に出てくる数学の基礎を
少し勉強し始めたのである。
どんなことでもそうだと思うが、数学の世界は奥が深い。
たまたま偏微分が模擬試験に出てきたため(そもそもその言葉の意味
が分からず)初心者でも分かるように書いてあるネット記事を読んで
数式の意味ではなく言葉の意味を理解したついでに、そこにたまたま記載
されていた「ミレニアム懸賞問題」というのに目がいったのである。
「ミレニアム」「懸賞問題」という響きにロマンを感じたのである。
初めて知ったのであるが、この世の中には一問解くだけで
一億円がもらえる数学の問題があるらしい。
現在七問中まだ六問が未解決問題として残っているという。
中には「リーマン予想」という「リーマン」つながりで勝手に
リーマンショック世代にはなじみが深い響きのものも含まれていて、
なんだか胸が躍ってしまった。
何かの拍子に問題を解く方法を思いつき、一生働かずに生きていける
のではないか、なんて甘い幻想を抱きつつ、それぞれの問題の説明を
ざっと見てみたところ、そもそもその説明自体が一ミリも理解できず
一瞬のうちに一生働く人生が舞い戻ってきたのであった。
まず、書いてある言葉の意味が理解できず、逆に理解できる人がいる
事すら純粋に驚きである。
理解できな過ぎて、答え自体存在するのかすらあやしい気分である。
でも世の中賢い人はたくさんいる。
コンピューターだってどんどん進化している。
答えがあるのであれば、いつか解決するときはくるのかもしれない。
でも、きっと自分はその答えを理解する事はないのだろうなと思い
まずは微分について理解を始めようと決意したのであった。