suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

人間ドックの光景

先日、人間ドックに行ってきた。

会社指定の医療機関

会社指定の人間ドック指定期間?を過ぎているせいか、

待合場所のソファーにいるのはほとんど管理職的なオジサンばっかり

であった。

 

オジサン達はテレビを囲んだ形の円形型にいくつか並んだソファーで、

各々時間を持て余しながら自分が呼ばれるのを待っている。

最初はおとなしく座っていたオジサン達も、だんだん飽きてきたのか

その場に慣れてきたのか自由な待ちスタイルに変化していった。

そんな中で一番目を引いたのがソファーにどかっとあぐらをかいて

座っていたオジサンである。

見た目もザ・管理職のオジサン!という感じである。

多分家でもそうしてテレビを見ているんだな、と周りに思わせる

くらい自然な感じでソファーの上であぐらをかいて寛いでいた。

彼の前にも一列ソファー席があったが、ほとんどの人は

後ろに座る人がテレビが見ずらくならないような場所を選んで

座っていたが、だんだん混んできてある若者がやむなく彼の前の

席に腰をかけた瞬間、あぐらオジサンは明らかにムッとした顔で

彼の事をにらんでいたのが印象的であった。

「そんなところに座ったらテレビが見えねえじゃねえかよ!?」

という彼の心の声が駄々洩れで、なんだか微笑ましくなってしまった。

そのあぐらオジサンが問診に呼ばれて出て行った。

そして帰ってきたら、なんだか顔がニヤついている。

前に座る若者の事も忘れたみたいで、なんだか終始ご機嫌だっだ。

 

どうしたものかと思いながら、そのオジサンの後に問診に行った。

理由はすぐ理解できた。

医師による問診なのだが、若く綺麗な女医さんで、そして

気が付いているのかいないのか、とにかくスカートが短いくせに

足をしっかり閉じる意識が無いようで、心音を図る時などこちらが

ドキドキしてしまうくらい無防備な状態になるのだ。

あぐらオジサンもきっとドキドキしながら喜んでいたに違いない。

 

そのオジサン意外にも胃カメラの鎮静剤が効きすぎたいるのか

大きないびきをかいて爆睡するオジサン、胃カメラの鎮静剤を

予約できず鎮静剤なしに胃カメラをする事になり青ざめるオジサン・・

とにかく色々なオジサンを見た一日だった。