suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

満員電車にて

昨日、久しぶりに人身事故で電車が遅れていた。

自分は始発の駅から乗るため並ぶことにより座る事ができた。

通常はあまり混まない時間帯に電車に乗っているため、

ここまで満員電車という事もないのだが、さすがに昨日は

帰宅ラッシュの時間帯の人身事故という事でだいぶ混みあっていた。

自分の前に40~50代くらいの、ザ・イライラおじさん、が立っていた。

スマホを片手で見ながら片足をしきりに貧乏ゆすりをしていた。

そして、その貧乏ゆすりがとても高速であった。

毎秒何回揺れるのか。

立ちながらの貧乏ゆすり。

いつもしているのかもしれない。

なかなか年季が入っていた。

そして、おじさんはなかな発車されない事をおわびするアナウンスに対し

舌打ちしたり、何かつぶやいたりして明らかにイライラしていた。

なんだかヤバい人の近くに座ってしまったな、と思った。

とはいえ、あまり見ていると何か言われそうなので寝たふりをした。

目を閉じながら、万が一貧乏ゆすりで発電ができる装置があれば

彼はかなりの電力を産むことができるであろう。

そんなどうしようもない事を考えながらうつらうつらしていた。

 

ひと眠りして起きた時には電車は動いていた。

しかし、あれからまたたくさんの人が乗ったようで、寝る前以上に

電車が混みあっていた。

ふと先ほどの発電おじさん?を探してみると、

つり革につかまりとにかく立つのに精一杯という様子であった。

当たり前だがスマホや貧乏ゆすりをしているような

隙間も余裕もなく、すっかり普通の人の雰囲気に戻っていた。

あまり隙間や余裕があるのも、人によっては良くないのかなと思った。