昨日。
久しぶりに仕事で疲れ果て、モヤモヤした気分で帰りの電車に乗った。
木曜でなおかつ大雨で湿度も高く、気分的にも下がり気味であったのは
間違いない。
帰りは始発駅なので、待てば必ず座れる。
昨日も絶対座って帰るぞと意気込んでいた。
そのかいあって(なくてもほぼ座れるのだが)か、ひとまず座れてホット
息をついたのではあるが、心が落ち着いたら、またもや仕事のモヤモヤが
襲ってきた。
気を紛らわそうと、ふと電車の床を見てみると、何かの薬らしきアルミが
光っていた。
まさに使いかけ、もしくはこれから使おうとしていると思われる薬のシートが
床に落ちていた。
なんとなくシートに印字されている文字を読んだところ
「ストッパ」
と印刷されていた。
もしかしたら誰かお腹の具合が悪くて、本当にいざとなった時用に持って
いるのを落としたのかもしれない。
いざとなった時に薬が無い事に気が付いたら、その人はどうなってしまうのだ
ろうか・・・
そんなとりとめもない事を考えていたら、仕事のモヤモヤが消えている事に
気が付いたのであった。