また、会社の同僚が会社を辞めていってしまった。
しかも二人も・・・
その二人は同期で、端から見るとタイプは正反対のように
見えたが、でもとても仲が良かった。
二人とも仕事が出来た人なので、会社としては損失だと思う。
仲が良いということは、きっと何か共通点があったからだと思う。
エネルギー的にみると、片方はとても弱く、片方はとても強い印象。
元からの性格もあったとは思うが、彼らの仕事の仕方も対極だった。
片方はとても繊細で、優しいところを利用され、人が嫌がる仕事を
押し付けられてしまう。
もう片方はとても強く、正しいと思うことは相手が誰でも主張できる人。
それでもきっと二人に共通する何かが存在して魅かれ合っていたのだろう。
印象的なのが、最終日、二人とも全員に個別でお菓子等を持って挨拶にきて
くれたのだが、エネルギーが強い印象があった彼女はとても優しく、
そして柔らかく、もう片方の彼女はとても健康的になった感じを受けた。
もしかしたら、彼らの本来の姿はそうだったのかもしれない。
誰しも本来の自分と会社での顔は多かれ少なかれ乖離があると思う。
でも、会社での顔、仮面(ペルソナ)でいる時間があまりにも長くなり
本来の自分が消滅し、仮面があまりにも一人歩きし過ぎてしまうと
もう、そこにはいられないくらい息苦しくなってしまうのかなと思った。