suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

パーパス

パーパス

最近、本当に突然出てきた言葉。

自分のいる会社は海外の新しい言葉や新しい技術が大好き

なので、このパーパスも新聞で出回る前から目をつけて?

いたようだ。

そして、社長が新聞にパーパスを発表などしていたようであるが、

ついに社員もそれぞれパーパスを作るよう求めてきたのである。

自分もお金をいただいて働いている従業員であるので、

もちろんパーパスでも何でも作らせていただくのではあるが、

でも、なんだか戸惑いが大きかったというのか実情である。

まず、パーパスとは「社会的な存在意義」である。

良く分からないが、そう書いてある。

どうしてこの仕事をしているのか。

この仕事を通して社会にどのような事をしていきたいのか。

そういう事を書くのが正解のようである。

ちなみにお金を稼ぐため。老後に厚生年金をもらいたいから。

とか、そういう事は不正解なのであるようだ。

自分の精神的な根っこのような部分と仕事という社会的な活動を

結び付けることば、というのかパーパスの正体のようである。

ちなみに自分の会社はその各自が作った自分の根っことつながる

パーパスを全社員公開で閲覧可能とするようだ。

なんだか、自分の素の部分をよくも知らない他の人々にさらすなんて

とても恥ずかしいのであるが、とにかくそうらしい。

自分もそれなりに悩んでオフィシャルな根っこを使いパーパスを

無難な作成してみた。

自分で言うのもなんだが、平凡かつ無難すぎて誰も文句のつけようがない

とても安心・安全のパーパスだ。

どこに出しても恥ずかしくないが、誰の興味もひかないであろう。。

恐らく、本音の根っこを使ったパーパスでは浮きまくってしまう。

だからみな無難なパーパスを掲げることになると思うのであるが、

果たしてそんな事をして誰のメリットとなるのであろう。

その会社の社員として働いている、というその事実だけで

だいたいその人が何をしたくてその仕事をしているのか分かる

ような気もするが。。

世の中、不思議な事は多いが、それでも自分の力だけで生きていける

という自信が無い人は、無難なパーパスを公開しながら会社員

として生きてくしかないのだろうな、と考えたこのパーパス作成の

作業であった。

もしや、そのことを自覚させる目的だった、と考えるのはさすがに

考えすぎだろうか・・・。