suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

ふと思ったこと

ウクライナ危機。

テレビで民間人の様子を見ていて、ふと思ったことがある。

誰のための戦争?

 

もちろん、今回の事態で誰が悪者なのか、どうしてそんな事が

起こっているのか、おおまかな事はみな理解している。

でもウクライナの人は今何のために戦っているのであろうか。

自国が荒らされ、人々も避難し、それでも攻撃を受け。

確かに日本やNATOなどの世界の国々は武器や資金の援助は

している。

でも実際のところ、一つの小さな国が大国と戦っている。

「孤立無援」

という言葉が当初に出たが、どんなに世界各国が応援していても

実際は孤立無援で戦っているように見えるのは自分だけだろうか。

 

自分達は戦えないが武器はあげるから、とただ武器を送ればよいのか?

経済制裁するのがよいのか?

資金援助するのがよいのか?

 

でもウクライナの「民間人」はそれを望んでいるのか?

この戦争は誰が何のためにやっているのか?

この戦争の行く末は、みな何となく分かっているのではないか?

 

色々考えると武器も経済制裁も、なんだかただ火に油を注ぐ行為

に感じるのである。

 

この戦争はどのような形で終わりを迎えるのか。

その時のウクライナの人達の打撃はいかほどであろうか。

 

もし、これが映画の世界で、ここまできたら正義のヒーロー

がかけつけて、悪者をやっつけてくれる、というシナリオが

あるのであればそれまでの時間稼ぎをするのも一つの手かもしれない。

でも、正義のヒーローなんて現実にはいないのである。

 

この戦争を見守っている周辺国はどんな手をつくしてでも、今すぐに

終わらせる事に力を注ぐべきなのである。

何よりも大切なのは人の命なのだ。

必要なのは武器などではなく、未来に国を残し人々の命を守るための

技術や交渉力、そういったものを提供すべきなのではないだろうか。

 

このまま戦争を続けていけば、最終的には日本のように原爆を投下

されて、どうしようもない状態で終息する。

もしくは生物兵器の使用もあるかもしれない。

 

結局ウクライナだけが打撃を受けて終わりとなるのである。

そう思うから、今すぐ戦争は終わらせて、それから経済制裁でも

なんでもすればいいのだと思う。

今この瞬間にも人が死んでいるのである。

この戦争で誰が一番得をするのか、あと10年くらいして

振り返った時に全てが分かるのかもしれないが、

それではあまりにもウクライナの人々が気の毒に思えて

仕方無いのである。