suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

勉強会のメリット

先日、毎月参加しているオンラインの勉強会に参加した。

技術習得目的もあるのだが、それ以上に刺激がもらえる場なのである。

毎回3人の現役エンジニアの方が講演してくれるのであるが、

時々物凄い人がいる。

何が物凄いかというと、引きつけ力やパワーが尋常でない人が

時々いるのである。

登壇者は基本みんなエンジニアで会社を経営していたり本を

書いていたりと、そもそも才能がある人が多いのであるが、

その中でも驚くような人が時々見受けられる。

これが才能、パワーというものなんだな、としみじみ感じる

のである。

 

自分はかなりお堅い単調な金融機関で働いているので、

あまり個性的な人や物凄い才能やパワーを感じる人を周りに

見る事が残念ながら少ない、というか自分も含めて全くいない

ので、そういう人を見ること自体が珍しくとても嬉しくなる。

(自分の会社はどれだけ個性や自分を消せるかが全ての気がする)

 

この前も、一人引きつけられた人がいた。

見た目はや話し方などはとても普通でどこにでもいるような

素朴なイメージを受けたのであるが、その人が話始めると

一気に話に聞き入ってしまった。

その人の前に2人難しい話をしてくれたのであるが、

あまりにも専門的かつ難しすぎて途中で集中力が切れてしまった。

正直3人目でその人の話は最初は話半分で聞くつもりが、

気付けばPCの前に座り直し、最後まで聞くことが出来たのである。

 

話の内容も技術的なものではなく、業界全体の体系的な内容

だったからかもしれないが、話す内容がダイレクトに心に入ってきたのを

実感したのである。

その人は教育も担当しているようで、新人にはその案件を担当しても

らうことでその人の「身になる」のかを判断基準として、最初の

案件をわたしている話がとても印象的だった。

自分の会社は正直、目の前の課題を解決することに精一杯で、

自分が楽になるための使い捨て人財の早期育成に全力を注いでおり、

長期的な目線で人を育てようという意識は感じられず、

そういう上司が存在する事すらすっかり頭から抜けていた

のである。

だからこそ、そんなピュアな心で管下と向き合う上司がいる

と気付いただけでも、自分としてはなんだか希望が持てたような

気がしたのである。

上から目線の言い方になってしまうが、こういう会社、こういう人を

応援したいな、としみじみ感じた勉強会であった。