今朝の新聞で映画「羆嵐」について書かれていた。
自分は観た事が無い映画なのだがすごく心に刺さった記事であった。
元々熊が住んでいた土地に人間が住みつき、そして熊が人間を
襲うからという事情で熊を駆逐する。
その後にとても強い風が吹く。
「強い風」という部分は創作ではなく、実際熊を駆逐した後には
とても強い風が吹くらしい。
そしてそれがその映画のタイトルとなっている。
自分は無宗教で困った時の神頼みはしても、元来神様の存在を
信じてはいない。
それでもこの最後の部分に何か大きいものの存在を感じる。
もしかしたら熊の駆逐以外でも、本当にやってはいけない事、
自然の摂理に反する事をした時には、
自分達が気が付かないだけで、
どこかで「強い風」が吹いているのではないだろうか、
そんな事を朝から考えてしまった。