suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

謝罪

会社に嫌いな男性がいる。

いや、正確にいうと、いた。

彼が今の自分のチームに異動してきてこの半年、本当にここまで人を

嫌いになれるのかと自分でも驚くほど、本当に嫌だと感じた。

詳細は言えないのであるが、とにかく存在自体が理解できず嫌だった。

 

でも、この半年時間が経って少しづつではあるが彼のことを知り、性格を

理解できるようになって少しづつ気持ちが変わっていった。

そして、今はもう嫌だと感じなくなった。

 

人はある程度自分の経験値に即して物事を判断する生き物であるのだが、

まさしく自分もその彼について、当初、理解できる部分が少なすぎて

(彼は普通の人と変わっているところや行動が多すぎたので)

自分の今までに知っている人物で彼に似たタイプの人物に当てはめて

理解するようになっていた。

 

ただ、自分はその似たタイプの人物が嫌いだった。

そして、その人物に似た要素があるその男性にその人物への嫌悪感も

含めて当てはめて、会社の彼について知っている部分が少ないながらも

完全に「この人物が嫌いである」との判断をしていた。

 

でも、冷静な目で彼を見て、冷静な頭で彼に接してみると、

当たり前であるが自分が嫌いな人物とは全く違う人物であり、

多少似た部分はあるのであるが、それ以上に違う部分はたくさん見つかった。

彼のことを知る努力をしないまま、自分の中で「嫌い」のラベルをつけて

ひたすら嫌ってしまったことを、今は密かに申し訳なく思っている。