suzume blog

Pythonを勉強中です。日々雑多なことを書いています。

推し活

友人にも誰にも話していないが、こっそり推し活をしている。

(イマイチ慣れていないので、この言い方で合っているのか分からないが)

見た目とかよりも、とにかく自分から見てすごく面白い人なのだ。

推し活といってもTwitterをフォローしたり推しが本を出版したらそれを

購入してみたり。

その程度ではあるが、Twitterで呟く言葉や活動が自分の今の世界とは

異次元で何かのリアルタイムショーを覗き見させてもらっている感覚になる。

推しによって新たな世界を見させてもらっているのは間違いない。

ただ、推しも普段は会社勤めの一般人ではあるので王道のアイドルなどの

推し活とは違うのかもしれない。

それでもとにかく色々勝手に応援しているのである。

 

その推しがものすごく推している地下アイドルがいるのであるが、

どうやら最近引退してしまったようだ。

それ以来、推しの呟く言葉にも元気が無く、推す方としても

心配していた。

なんとなく恋愛感情を持ってその地下アイドルを好きそうなので、

いっそ引退とともにその子と付き合えれば良いのに

などとおせっかいな事まで考えていた。

 

自分の周りにかなり激しく推し活をしている友人がいる。

友人の推しは中国人のアイドルで、そのアイドルが出演している

映画が中国でしか上映していないために、コロナの緊急事態に

あった時ですらなんとか中国に行ける方法が無いか考えていた

くらいの熱量で推している。

何かの時にその友人にどんな気持ちで推し活をしているのか

聞いた事がある。

友人曰く

「顔やルックスなどはもちろん好きであるが、恋愛感情ではない。

どちらかと言うと親が子供を愛するような気持ちに近いのでは

ないか」

とのことであった。

友人も推しと付き合いたい、とか結婚したいなどというような

気持ちは抱いていないとのこと。

むしろ、もう少ししたら相応しい良い子と結婚してほしいと

願っているとのことである。

(もう少し、というところに微妙な気持ちも感じられるのではあるが)

その時はよく理解できなかったが、今なら分かる気がする。

 

推し活は恋ではなく愛に近いのではないだろうか。

まあ自分レベルだと愛ではなく「好き」程度ではあるのだが。

自分の好きな対象を愛でて幸せを祈る。

推し活はなかなか高尚な活動なのかもしれないと思うのである。